拡大新生児スクリーニング検査とは

通常の拡大新生児マススクリーニング検査の対象疾患(20疾患)に加え、新しい治療法の開発により早期治療が可能になった疾患を追加で検査するものです。本学附属病院では、2024年1月15日より希望される方を対象に、脊髄性筋萎縮症、重症免疫不全症、ポンペ病、ムコ多糖症の4疾患について有料で追加検査を行ってまいりました。
しかし、2025年度より京都府が国の実証事業に参画し、脊髄性筋萎縮症および重症免疫不全症について公費によるスクリーニングが開始されたため、これら2疾患に関しては本学附属病院での有料追加検査を終了いたします。
そのため、2025年8月1日より、本学附属病院での有料追加検査の対象は「ポンペ病」「ムコ多糖症」の2疾患となります。
検査で陽性となった場合は、本学附属病院小児科にて精密検査を実施し、診断が確定した際には、速やかに適切な治療を行います。