小児科専門研修プログラム 臨床研究医コース
臨床研究医コースの概要
日本の医学研究力の低下が昨今問題視されています。若い人財が大学院などで研究する機会を確保するために、日本専門医機構ではこれまでの専門研修制度(プログラム制かカリキュラム制)に加えて、「臨床研究医コース」を2021年に設置いたしました。この臨床研究医コースは、「研究は早く始めたい、でも専門医も」という臨床研修修了者に、できるだけ早い時期に大学院や研究機関での研究を始めることで、専門医だけでなく学位の取得も同時に目指すものです。開始後1年間は臨床研鑽を行い、それ以後の4年間は、エフォートの50%以上を研究に充てることができる特別なコースです。専攻医をしながら大学院に入学することで、小児科専門医だけでなく、コース開始後5年で学位を取得することを目指します。詳細は、一般社団法人日本専門医機構の「臨床研究医コースの専攻医募集について」をご参照ください。
研修期間は最低5年とする。
開始後1年間は臨床研鑽を行い、それ以後の4年間はエフォートの50%以上を研究に充てる。
専門研修は責任医療機関が管理し、カリキュラム制で行う。
研究は大学院などで行い、SCI論文2本以上を執筆する。ただし、1本の論文に関しては、英文による症例報告か、和文による臨床研究に関する論文で代用することが可能である。

臨床研究コース専攻医 インタビュー
馬奈木 彰弘先生(まなき あきひろ)
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1.臨床研究医コースを選んだ理由は?
私が臨床研究医コースを選んだ理由は、まず大学院に進学することは既に考えていたので通常より早く進学できることが魅力的であったことが大きいです。臨床だけでなく、研究という分野から医学を知りたいと思っており、大学院進学を早めにしておきながらも専門医資格もしっかり取得できるのはこのコースの魅力と考えます。また、通常は大学院に進学すると学生という身分になり、保険や収入面でやや不利な状態になりますが、このコースでは社会保障や基本給などが担保されているので、生活面の懸念がある人にもメリットの大きいコースだと思います。
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2.臨床研究医コースの実際は?
現在は大学院2年生で基礎研究に入っており、指導医の先生や大学院の先輩方に指導を受け、日々試行錯誤しながら研究を進めております。また、外勤などはあるものの学会発表や参加なども常勤ではなくなるため、しやすくなり学習時間もしっかり取れています。研究や学習時間、また労働時間など自分のニーズに合わせて調整しており、不安材料なく過ごせております。
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3.今後の目標を教えてください
現在の研究テーマでしっかり結果を出して、論文として発表することが目標です。また、研究テーマも一つに絞らないといけないわけではないので、他に自分が興味・関心のあるテーマについても追加で同様に研究を進めていけたらと思っております。
谷口 貴彦先生(たにぐち たかひこ)
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1.臨床研究医コースを選んだ理由は?
専攻医の期間から大学院生へシームレスに進める点に魅力を感じました。臨床研究に早い段階から挑戦できる環境は貴重であり、自身の臨床経験を研究に結びつける好機と考え、このコースを選びました。
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2.臨床研究医コースの実際は?
舞鶴医療センター小児科で新生児管理を学びながら、一般小児の診療にも携わっています。NICUでの経験を重ねつつ、日々の診療から学びを得ています。海の幸に恵まれた舞鶴で、充実した毎日を過ごしています。
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3.今後の目標を教えてください
NICUでの経験を大切にしながら、新生児管理や小児神経の分野について理解を深めていきたいと考えています。日々の診療の中で学びを積み重ね、少しずつ成長しながら幅広い視点を持てる医師を目指しています。
募集
当プログラムへの応募を考えている方は、下記までご連絡ください。こちらからメールで返答させて頂き、研修の具体的な内容、プラン等についてご相談させて頂きます。もし1週間経っても返答が無い場合は、下記にお電話下さい。
日本小児科学会全体としての専門医のプログラム応募等に関しては、日本小児科学会ホームページの「日本小児科学会における新専門医制度に関する対応」の中にある「小児科専門医を目指す方へ」をご参照下さい。
また、2022年度より『臨床研究医コース』のプログラムが認められ開始しています。このプログラムは、小児科専門医と医学博士が同時に採れる特別コースです。詳細は是非お問合せ下さい。
皆様のご連絡をお待ち申しております。
関連資料
ここに公表した専門研修プログラムは機構による審査の結果、修正・変更がありうることをご承知おきください。
お問い合わせ先
- 担当 河井容子
- 連絡先 TEL: 075-251-5571(代表)
E-mail: y-kiwi@koto.kpu-m.ac.jp



