入院のご案内
当院では、小児がんの患者さんには小児医療センター(5階)に入院していただき、治療を行っています。センター内は4つのゾーンに分かれており、感染症の患者さんと接触しないよう配慮しています。がん治療で免疫が弱くなっているお子さんでも、安心して治療を受けられるよう工夫された環境です。
入院生活を支えるボランティア活動
長い入院生活は、お子さんにとって心や体の成長に大きな影響を与えます。当院では、病気の治療だけでなく、笑顔や楽しみも大切にしています。
ボランティア団体の皆さんのご協力で、楽しいイベントや活動を開催しています。詳細につきましては病院にご確認ください。
- 日本クリニクラウン協会
- 京都YMCA(ウィズ・キッズ・スマイル、こどもコンサート、夏祭りなど)
- 京都南ロータリークラブ
- 京都伏見ロータリークラブ
院内学級(病院内の学校)について
病気で長期間入院していても、学びを止めることはありません。
院内には、京都市立桃陽総合支援学校の分教室(病院内の教室)があり、小・中学生のお子さんが、一人ひとりの病状に合わせた学習を受けられます。
さらに高校生については、在籍校と連携しながら、オンライン授業や個別課題への取り組みを支援し、進級や卒業を途切れさせない学習環境を整えています。必要に応じて、院内学級の教員による学習サポートや面談も行い、長期入院中でも安心して学びを続けられる体制を構築しています。
学習のスタイル
- 分教室に登校
- ベッドサイドでの学習
- タブレットPCやテレビ会議を活用した遠隔授業
前に通っていた学校(前籍校)とも連携して、退院後もスムーズに学校生活へ戻れるようサポートしています。
ご家族の宿泊について
ご家族が付き添いで病院に滞在する必要がある場合、病院内の控え室や、近隣の宿泊施設をご利用いただけます。
病院近くの滞在施設(一部)
小児がんの患者さんへの緩和ケア
緩和ケアとは?
がんの治療中、お子さんは身体の痛みや不安などさまざまなつらさを感じることがあります。
緩和ケアは、診断された時点から行うケアで、以下のようなサポートを行います:
- 痛みや吐き気など身体的なつらさをやわらげる
- 心の不安やストレスへのサポート
- ご家族の気持ちへの配慮
- 退院後の生活支援
治療と並行して緩和ケアを取り入れることで、生活の質(QOL)や治療の質の向上につながります。
小児緩和ケアチームについて
当院では、さまざまな専門職が連携し、小児がんの患者さんとご家族をサポートする「小児緩和ケアチーム」を設けています。
チームのメンバー
- 小児科・小児外科・麻酔科(疼痛緩和科)・放射線科・精神神経科の医師 など
- 専門看護師(がん性疼痛看護師、小児看護専門看護師など)※その他必要に応じてがん専門看護師、がん化学療法認定看護師、緩和ケア認定看護師、母性看護専門看護師 などが参加
- 薬剤師、社会福祉士、臨床心理士、保育士、管理栄養士 など
緩和ケアの実際
- 医師・看護師と連携してカンファレンスを実施
- 退院前に、在宅療養やリハビリなどを計画
- 地域の医療機関との連携を支援
小児緩和ケア外来(退院後のサポート)
退院後も安心して過ごしていただけるよう、毎週水曜・木曜の午後に「小児緩和ケア外来」を行っています。
外来でできること
- 身体的・精神的な不調へのサポート
- 食事・栄養指導、服薬の相談
- ご家族の悩みや困りごとの相談
- 地域の病院・医師とのつながり支援
地域連携室を通じて、在宅でも安心して生活が送れるよう、お手伝いしています。
患者会・家族会のご紹介
お問い合わせ
ご不明な点や不安なことがありましたら、医療スタッフまでお気軽にご相談ください。また、詳細情報は各リンクからもご確認いただけます。





