外来担当医のご紹介
腫瘍外来 | 教授 | 家原知子 |
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特任教授 | 細井 創 | |
講師 | 土屋邦彦 | |
学内講師 | 柳生茂希 | |
学内講師 | 宮地 充 | |
血液外来 | 講師 | 今村俊彦 |
講師 | 大曽根眞也 | |
助教 | 吉田秀樹 | |
長期フォローアップ外来 | 教授 | 家原知子 |
特任教授 | 細井 創 | |
講師 | 今村俊彦 | |
講師 | 土屋邦彦 | |
講師 | 大曽根眞也 | |
外来化学療法 | 講師 | 大曽根眞也 |
外来化学療法センター
外来化学療法センター(永守記念最先端がん治療研究センター2階)には、子ども用のアメニティを取り入れた小児治療室を設置しており、専門医のもとで、子ども達が親御さんと共にリラックスして治療を受けることのできる安全な環境を整備しております。
セカンドオピニオン外来について
納得して治療法を選ぶことは患者さまにとっての権利です。
医療が進歩し、さまざまな治療法が開発されてきたことによって小児がんの治療成績も向上してきました。その結果、小児がん治療は非常に高度なものとなり、治療の選択に迷ってしまうこともあります。また、小児がんは希少な疾患であることから、医師や病院によって、治療経験や医療技術差があることも考えられます。
そこで、あなたにとって最善と考えられる治療を、患者と主治医で判断するため、主治医以外の医師の意見を聞くことも必要になってくる場合があります。
小児がんは多数の診療科による集学的治療が必要であることから、当院小児がんセカンドオピニオン外来では、あらかじめ患者さまや主治医から相談内容や検査結果、画像所見などを伺っておき、関連する領域の診療科で相談内容について十分検討させていただいた後に、患者さまを実際に診察させていただきます。
こうすることで、患者さまの病状に対し、種々の専門家の意見を統括してご説明させていただく事が可能となっています。
セカンドオピニオン外来受診ご希望の患者さまは、患者さまの主治医とよくご相談の上、以下のリンクをご参考に受診手続きを進めていただくようお願いいたします。
当施設で行った小児がんセカンドオピニオンの結果(2014年~2016年)
横紋筋肉腫、その他の軟部組織肉腫 | 12 |
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神経芽腫 | 12 |
ランゲルハンス細胞組織球症 | 3 |
腎腫瘍 | 1 |
肝腫瘍 | 1 |
骨肉腫 | 1 |
ユーイング肉腫ファミリー腫瘍 | 1 |
悪性ラブドイド腫瘍 | 1 |
胸膜肺芽腫 | 1 |
小児がん経験者のための長期フォローアップ外来について
小児がんを克服された方には、治療等の長期的影響から大人になってからも生涯にわたるフォローが必要であることがわかってきました。しかしながら、病気を克服した後に受診が途絶えている小児がん経験者の方が大勢いることもわかってきました。
当院では、平成21年9月に長期フォローアップ外来を開設しました。また、平成22年4月からは、本学がん征圧センターの取り組みとして小児がん経験者のための相談窓口を開設するとともに、長期フォローアップ外来の対象者を、本院に通院していない方にも拡大しました。小児がん経験者の方の長期的問題は多岐にわたり、成人領域各科との連携が必要となることもあります。長期フォローアップ外来では、成人領域各科と連携をとり、適切なフォローアップや検診を行える体制を整備しております。
「小児がん経験者のための相談窓口」の詳細については、こちらをご参照ください。
連携施設のご紹介
退院後のサポートについて
がん相談支援窓口について
受診するにはどうしたらいいの?
セカンドオピニオンは?
がんについて詳しく知りたい、情報がほしい。
医療費、生活費のことが心配。
家族や仕事のことで悩んでいる。
家庭での療養や介護のことを知りたい、悩んでいる。
がんの告知を受け、気持ちが落ち着かない、話しを聞いてもらいたい。
医師に聞きたいこと、言いたいことが言えずに悩んでいる。
医師に言われたことの意味がよくわからない。
家族ががんで、どう接したらいいのか悩んでいる・・・。
当施設では、地域医療連携室内にがん相談支援窓口を設置し、専任の相談員が、がんのことや、がんの治療費のこと、セカンドオピニオン外来についてなど「がん」に関わる質問や相談をお受けしています。
ただし、担当医に代わって治療について判断するところではありませんので御了承ください。
がん相談支援窓口での秘密は厳守いたしますので、安心して御相談ください。
がん患者・家族のためのサロン「ひだまりサロン」
がん患者・家族が悩みを語り合う場として、サロンとミニ講習会を月1回、本院外来棟1階カンファレンスルームにて開催しています。講習会は、専門看護師・認定看護師、薬剤師が、がんに関する症状とその対処方法について、それぞれの立場から分かりやすくお話します。
まずは、「 がん相談支援窓口」にお問い合わせください。
病気の子どもとその兄弟を対象としたキャンプの開催について
病気のこども達は治療や疾患に対するリスク・行動の制限などから、学校で行われる行事(野外学習や修学旅行など)や体育の授業に参加しにくく、子どもにとって貴重な「仲間と共に遊びを楽しむ」経験を持ちにくいとされています。また、きょうだい達も病児の存在を常に気にかけ我慢をしなければならないことが多く、病気のきょうだいと共に親元を離れて楽しむ機会は決して多くはありません。医療スタッフが同行し、健康状態の見守りのもと、病状や体力に応じた負担の少ないプログラムを実施することで、病気の子どもときょうだいが参加することのできる交流体験事業は、病気の子どもやその兄弟たちの成長、発達に重要であり、親から離れて自らの力でアウトドア・キャンプを過ごすことによって、無理なく自立への第一歩を踏み出すことができるように期待されます。
このような理念のもと、京都YMCA、病気と子どもネット・京都の協力を得て、病気の子どもとその兄弟を対象としたキャンプに患者を紹介し、当院スタッフもキャンプでの医療スタッフとして協力しています。参加ご希望など、詳しくは各担当医にお尋ねください。
http://kyotoymca.or.jp/camp/?p=1766
京都府立医科大学創立150周年記念
ゴールドリボン 小児がんチャリティウオーキングを開催しました
2022年11月3日、京都府立医科大学創立150周年記念事業実行委員会主催で、わたしたち小児科学教室が中心となり、「ゴールドリボン 小児がんチャリティーウォーキング」を開催しました。
ゴールドリボンウォーキングは、小児がんのこどもたちとその家族を応援するチャリティーイベントとして2007年より活動してされてきました。これまで、東京、大阪、福岡で開催され、小児がんという病気への理解を広げ、そして、こどもたちが生きやすい社会を作っていくための輪を広げています。
今年は、万全の感染症対策を行い、初めて京都で開催しました。たくさんのボランティアの方々のご協力のもとで数ヶ月前から準備を重ね、総勢1000名近くの参加者の方々と一緒に、秋晴れの気持ちの良い鴨川沿いを歩くことができました!
今回のイベントを成功に導いてくださいました、参加者の皆さん、ボランティアスタッフの方々、そして、小児がんのこどもたちとそのご家族の支援者の方々に、改めて感謝いたします。イベントの最後に教室の家原教授が話された「We are one!」のかけ声とともに、小児がんのこどもたちが安心して笑顔で生活できる社会を作るために、わたしたちも引き続き活動を進めていきたいと考えています。