外来診察

毎週水曜日午後、木曜日午後に、腫瘍外来(予約制)を5名の専門医が担当しています。また、毎週水曜日、木曜日午後に、小児がん長期フォローアップ外来(予約制)を行っています。セカンドオピニオンにも積極的に対応しています。

特徴と対象疾患

小児悪性固形腫瘍

神経芽腫、腎芽腫、網膜芽腫など、頻度の多い小児がんはもちろん、横紋筋肉腫、滑膜肉腫などの悪性軟部腫瘍や、骨肉腫、ユーイング肉腫などの悪性骨腫瘍まで、小児に発生するほぼすべての腫瘍性疾患の診療を行っています。専門医が関係各科と連携し、集学的な治療を行っています。

小児良性腫瘍

血管腫、リンパ管腫など良性腫瘍に対する診察、治療も行っています。特に、乳児血管腫に対しては、皮膚科、形成外科、小児外科と連携し、β遮断薬内服による内科的治療を積極的に行っております。「からだにしこりがある」、「おなかをさわるとできものが触れる」など、日常の生活の中で気づかれる腫瘍性疾患もありますので、お子さまのからだで気になるしこりや出来物に気づかれたときには、ぜひ受診していただくようお願いいたします。

診療メンバー

教授 家原知子
講師 土屋邦彦
学内講師 柳生茂希
学内講師 宮地 充
助教 吉田秀樹

※詳しくは、「小児がん治療」のページもご参照ください。小児がん治療

入院診療

小児がん治療

神経芽腫、横紋筋肉腫、腎芽腫、網膜芽腫、脳腫瘍、骨肉腫、ユーイング肉腫、骨軟部腫瘍など、小児に発生するすべての悪性固形腫瘍の化学療法を行っています。JCCG(日本小児癌研究グループ)が主導する、神経芽腫、横紋筋肉腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などの小児固形腫瘍に対する臨床試験に参加しており、それぞれの試験に則って治療を行っています。骨肉腫に関しては当院独自のKP-OSプロトコールによって治療し、非常に良好な治療成績となっています。その他、難治例や再発例に対する治療も積極的に行っています。永守がんセンターと連携して陽子線治療を実施しております。各種治験も実施しておりますので、ご相談ください。

集学的治療

各患者さまの治療方針決定の際には、関係各科が集まってキャンサーボードで集学的な治療方針を検討しています。また、神経芽腫の治療として、自家末梢血幹細胞移植を併用した超大量化学療法を多数行っており、病棟内の無菌室(2床)を利用して治療を行っています。治療中の疼痛緩和や心理的サポートについては、小児科や疼痛緩和医療部、専門看護師からなる緩和ケアチームで積極的に行っております。

良性腫瘍

血管腫やリンパ管腫、脂肪腫などの小児の良性腫瘍については、必要な検査を行い、外科、放射線科と共同で適切な治療方針の決定に当たっております。乳児血管腫の治療では、皮膚科、形成外科、小児外科と連携し、β遮断薬や副腎皮質ステロイド薬内服による内科的治療法も積極的に取り入れております。

入院環境

入院病棟は、小児医療センター内で小児悪性腫瘍患者に特化された病棟であり、安全に化学療法が行えるように、感染症患者の病床とは隔離された病棟となっています。院内学級やプレイルーム、屋外庭園、ファミリールーム、家族宿泊施設を備え、保育師や各ボランティアによるサポート体制が整った、お子さまの療養環境に考慮したセンターとなっております。

※詳しくは、「小児がん治療」のページもご参照ください。小児がん治療