外来診察

診療日時

毎週水曜日(午前、午後)および木曜日(午後)に血液外来(予約制)を4名の専門医が担当しています。

外来診療

小児血液悪性腫瘍

急性白血病、悪性リンパ腫、ランゲルハンス細胞組織球症などの血液悪性腫瘍性疾患患者の外来維持療法を外来化学療法部と連携しながら行っています。治療についてはJCCG (JPLSG)プロトコールに則って行っています。また、同種造血幹細胞移植を受けられた患者様のフォローについても、専門医が関係各科との連携の下に行っております。
また、血球貪食症候群や骨髄異形成症候群の患者様の診療もおこなっています。

良性血液疾患

再生不良性貧血、先天性好中球減少症を含む好中球減少症、血小板減少性紫斑病を中心とした血小板減少症、血友病を含む凝固異常症、食細胞異常症、原発性免疫不全症など、幅広い疾患の外来診療に対応いたします。

診療メンバー

客員教授 東道伸二郎
講師 今村俊彦
講師 大曽根眞也
助教 吉田秀樹

入院診療

特徴と対象疾患

血液悪性腫瘍

急性白血病、悪性リンパ腫、ランゲルハンス細胞組織球症についてはJCCG (JPLSG)の臨床試験に則り、治療を行っています。入院病棟は、小児血液悪性腫瘍患者に特化された病棟であり、院内学級の併設、保育士の常駐による保育環境の確保に加え、患者会やYMCA、クリニクラウン協会との連携による各種アクティビティーの充実を図っています。

同種造血幹細胞移植と細胞治療

血液悪性腫瘍、難治性血液疾患、原発性免疫不全症に対する同種造血幹細胞移植を行っています。無菌室を2床有し、全ての幹細胞ソースに対応した移植を行っております。血縁ドナーからのHLA不一致造血幹細胞移植についても積極的に取り組んでいます。2021年にはCAR-T細胞療法(キムリア®)の施設認定を受けました。

血液悪性腫瘍

再生不良性貧血については免疫抑制療法または同種造血幹細胞移植による治療を行っています。その他、好中球減少症、血小板減少性紫斑病、原発性免疫不全症、血球貪食症候群、血友病(インヒビター陽性例を含む)などの先天性凝固障害の診断・治療について対応しています。