外来診察

特徴

7名の小児神経専門医が外来を担当しています。

小児てんかん

「てんかん」は病型により、有効な薬剤や自然歴が大きく異なります。発作型、脳波所見から正確な病型診断を行い、最適な投薬や生活指導を行うように心がけています。必要に応じてMRIやCTなどの各種画像検査も行います。

発達遅滞・脳性まひ

「てんかん」は病型により、有効な薬剤や自然歴が大きく異なります。発作型、脳波所見から正確な病型診断を行い、最適な投薬や生活指導を行うように心がけています。必要に応じてMRIやCTなどの各種画像検査も行います。

先天異常・遺伝性疾患

染色体異常症を含む先天異常・遺伝性疾患に対する診断を行っています。特徴的な体つき(顔の特徴、外表および内臓奇形など)や成長・発達経過を手掛かりに正確な診断を心がけていま。必要に応じて、各種の遺伝学的検査を行います。診断確定後のお子さんに対しては、疾患の自然歴を考慮して、予見される合併症に対して適切な健康管理を心がけています。

小児の頭痛

頭痛は小児においてもしばしばみられる症状です。しかし頭痛は自覚的な症状であり、表現の未熟な小児では症状がとらえにくいこともあり、小児の頭痛をきちんと理解し対応できる医師は少ないのが現状です。当科では「こども頭痛外来」を開設しております。頭痛の原因は多岐にわたりますが、原因を正確に診断し、原因にあわせた適切な薬剤選択と生活指導を心がけています。

対象疾患

7てんかん(難治性てんかんを含む)、不随意運動、発達遅滞、脳性まひ、染色体異常症、先天異常、頭痛、神経感染症、神経筋疾患、神経変性疾患など小児神経疾患全般にわたり、対応可能です。

診療メンバー

看護学科医学講座小児科学 教授 森本昌史
客員教授 西村 陽(京都第一赤十字病院)
併任講師 平井 清(京都府立こども発達支援センター)
学内講師 千代延友裕
助教 長谷川龍志
助教 戸澤雄紀
助教 瑞木 匡

入院診療

  • 難治性てんかんの薬剤調整や特殊治療(ACTH療法など)
  • その他、「対象疾患」の欄に挙げられているような、小児神経疾患全般にわたり、入院加療が必要な場合の対応が可能です。